ベスト15作品の中から選ばれたのは、三菱の軽自動車「i(アイ)」だそうです。
何といってもボディが美しい。近未来型とも言える流線型のボディは斬新です。
ついつい見た目ばかりが気になりますが、快適さ、視認性、乗降性など、安全面と機能面にも配慮されたデザインになっています。それらをすべて実現するために、エンジンを後輪車軸前に持ってきたところがポイントなのだとか。
今、コストパフォーマンスの点からコンパクトカーよりも軽自動車が売れているそうですが、そのような流れの中での大賞受賞。軽自動車の売り上げ増に一層拍車が掛かりそうです。
大賞以外で私が注目したプロダクト(デザイン)を。
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これ何だか分かりますか?


OXOのダイコングレーター。いわゆる「大根おろし」です。
このスタイリッシュな(?)大根おろし。形状、穴の並び、安定した台の設置などあらゆる観点からおろしやすさを実現しています。
前後に動かすと粗め、円を描くように動かすと細かくおろせるのだとか。
用途は単純ですが、画期的なプロダクトです。
そして、もう一つ。
「横浜市の一連の都市デザイン」の受賞については、挙げないわけにはいきません。

歴史や文化資産を大切にしつつ、21世紀の街づくりを続けてきたヨコハマ。自然との共存や、人と人とのコミュニケーションも意識して、美しい街を創り上げてきたことが評価されたのだと思います。
おっと。横浜の都市開発はまだまだ進行中でしたね。
空間の美しさと、時の流れによってもたらされる美しさを持つこの街は、まだまだ進化していきます。
新高島あたりは、まだまだ開発の余地がありそうです。SEGA(セガサミー)が新たなアミューズメントスポットを建設しているようですね。