2005年11月13日

映画「春の雪」を観ました

妻夫木聡、竹内結子主演の映画「春の雪」を観ました。

「春の雪」は、三島由紀夫晩年の作品「豊穣の海」の第一部に当たります。ごくごく簡単に言うと、大正時代の貴族による切ないラブストーリーです。
この作品を、セカチューの行定勲監督が忠実に映画化しています。

感想はというと、すごく良かったです。
映画開始から終了までスクリーンに釘付け、魂抜けっぱなしでしたね。終了後には思わずため息。150分という時間を全く感じませんでした。

公爵家の清顕(きよあき:妻夫木)と伯爵家の聡子(さとこ:竹内)、お互いに愛し合っているのに、気持ちのすれ違いから互いの距離が離れていく・・・。
聡子の思いかなわず、聡子と宮家の結婚が決まるが、それでも互いの思いは強まるばかり。ついには、”禁断の愛”へと発展してしまう。
二人の”禁断の愛”こそが二人にとっての”真実の愛”であるだけに、その恋の行方に心を奪われます。

清顕と聡子の複雑な思い、そして情熱的な愛情の描写。
三島由紀夫という作家の表現力のなせる業なのでしょうね。
妻夫木、竹内の表現力とそれを引き出した行定監督もお見事です。
行定監督は、映像の完成度へのこだわりは人一倍強く、納得いくまで同じシーンを撮り直すのだとか。その回数は他の監督とは比較にならないほどだそうです。

特筆すべきは映像の美しさ。
かつてこれほどまでに、日本の四季を綺麗に写した映画があっただろうかと感じました。後半の展開と映像の美しさの対比に感慨深いものを感じました。
大正時代の衣装と、舞台装置も非常に凝っています。ここにも完成度へのこだわりを感じます。
posted by u-taka at 02:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画観ました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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